【医療機関向け】弁護士に契約書チェックを依頼するメリットとは

医療機関が事業を行っていく上でも、契約書の作成は様々な場面で必要になってきます。

内容によっては医療機関側に不利な契約となってしまったり、トラブルの種になってしまったりする場合があるので、弁護士による契約書チェックを依頼することをおすすめします。

この記事では、弁護士に契約書チェックを依頼するメリットについて解説していきます。

医療機関において契約書が必要となる場面

医療機関においては、契約書の存在を意識する場面は少ないかもしれません。

患者との間では診療契約という契約が結ばれてはいるものの契約書が作成されることは少なく、医療機器や医薬品に関する契約も業者が行うケースが多いからです。

もっとも、医療機器が行う事業においても、契約書は重要な存在です。

必要となる場面としては、医療機関を開く土地・建物を借りる場合の賃貸借契約の場面や、医薬品の納入を行う際の売買契約、医療機器を購入・借りる際の売買契約・リース契約の場面などを挙げることができます。

他にも、患者に対する診療契約書や同意書を作成する場面や、医療機関内部の規定を行う場面でも、契約書が必要になってきます。

弁護士に契約書チェックを依頼するメリット

医療機関が弁護士に契約書チェックを依頼するメリットとして、契約に盛り込まなければならない内容を網羅でき、トラブルを未然に防ぐことができるという点が挙げられます。

例えば、医療機器の販売契約では、その引渡しのみならず、メンテナンスを行う義務に関しても定めておくことが求められます。

また、医療機器に故障などの瑕疵があった場合、その売主が返金・修理・代替品の提供などどのような形で対応するのかについても契約の内容としておかないと、万が一の際にトラブルとなってしまいます。

弁護士に契約書チェックを依頼することで、このような条項について漏れなく盛り込むことができ、トラブルや不利益を防ぐことができます。

次に、相手から一方的に不利な条件を突きつけられるリスクを抑えることができます。

法律の専門家ではない場合、相手方から提案された契約書の内容を見てもどの点が不利なのか分かりづらいです。

しかし、弁護士がこれをチェックすることで不利な部分をあぶり出し、修正に向けて交渉をすることが可能になります。

また、最終的に不利な条件になってしまう場合であっても、それにどのような効果があるのかを理解することでリスク管理をすることが可能です。

医療法務・薬局法務についてはMLIP経営法律事務所にご相談ください

医療機関においても契約書は重要な役割を果たしており、弁護士によるチェックを受けることでリスク回避を行い、トラブルを防ぐことが重要だといえます。

契約書の内容に不安がある場合など、医療法務についてお困りの場合には法律の専門家である弁護士への相談をおすすめします。

私どもは、全国の皆様からご相談を承っております。

医療法務に関するあらゆる問題に対応しておりますので、お困りの際にはMLIP経営法律事務所にお気軽にご相談ください。

豊富な知識と経験から、ご相談者様に最適な解決方法をご提案させていただきます。